結局人生50歩100歩 じゃないかもしれない。

料理の画像を撮る人々のお話。いつからマナーとして撮影アウトになったのか考えてみた。

2014-02-18 Tue 21:00
昨日、こんな記事を見かけた。

「レストランで料理の写真撮るな」、仏シェフたちの怒り(AFP=時事)

レストランで料理の画像を撮影も良かった時代って
とっくに終わったような気がするんだよね。
具体的にどこの時期にアウトになったんだっけな?
とおもって色々考えてたら

ああ、なるほど
って思える答えのようなものを
自分で思い当たったので
今日はそれについて書いてみる。

私の感覚では3年くらい前(2011年)から
食事中の撮影はマナー的にはもうアウトと
感じているんで、自分でもやめてるんだけど
これってなんでアウトって風に思い始めたのかな?
とよく考えてみることにした。

で、具体的に3年前からダメだと
思い始めて自分でやめたのは何故なのかってのを
分析してみた。


問い:いつからダメになったのか?

答え:みんながスマホを持ち出したときからです。



これだけじゃざっくりしすぎてるから
自分なりの考察をここに書いていくけど
読者の方々も一緒に考えてみてほしい。

レストランで料理を撮影するという行為そのものは
10年以上前(ゼロ年代前半)から
ブロガーを中心にごく普通の特にアウトでもない行為だった。

ブログを書いてる人は常時デジカメを持ち歩き
皿一枚一枚を丁寧に撮っていた。

中には写真の知識も腕もない愚か者が
フラッシュをパシャパシャさせて
周りをびっくりさせたり迷惑をかけてる
光景は目にしたが、

私を含め沢山の人たちはブロガーさんたちが
ブログにアップする画像を見て、
散々楽しませてもらったことは事実だ。

実際、私の初期の頃のブログは、
頑張って画像を付けていたし。
デジカメが気軽に使えるようになってからは
喜び勇んで、機内食を撮影したりして
本当に楽しんでいた。

その後2008年くらいからは
ブロガーはブログによりよい鮮明な画像をアップしたがり
より性能のいいデジカメを持つようになったり、
もっと凝るとデジイチのでかいのをレストランに
持参するようになった。

この辺りが第一次撮影迷惑期の始まりである。

デジイチを抱えてくる層は
意外な事にレストラン側に歓迎されていた。
何故なら、無料で奇麗な画像を
ある程度読者のついたブログに挙げてくれ
自慢げに書いてくれるので
いい宣伝になるからである。

この辺りまでは店とデジイチブロガーとは
蜜月だったんじゃないかと思う。

腹立たしいのはお預けさせられて撮影が終わるのまで
食事に手をつけてはいけないと
無言の圧力をかけられる同行者だけであった。

そしてそのころはデジカメやデジイチで撮った画像というのは
大体は撮った事で満足してそのままお蔵入りか
ブログ用にきれいにPhotoshopなどで修正をかけ
ブログにのっけるか?

撮った後に何かするのは
家に帰ってから後日であった。
食事中にするのは単純に撮影だけ。

しかーし、
みんながスマホを持ち出して、
SNS(FacebookやTwitter)が
コミュニケーションの主流になってくる2011年頃から
参考:映画ソーシャルネットワークの日本でのDVDの発売は2011年

リアルタイムウェブという言葉が聞こえてくるようになった、

リアルタイムウェブというのは
ググっていただければ判ると思うが
情報をその瞬間に更新することで
利用者同士が同時に交流するってことね。


そう、ネットのカーストで最大の賞賛を受けるのは
個人が発信する実況中継そのものなのであった。
スマホとFacebookとTwitterのピークが
バシッと合ったからこその流れだと思うんだが。

しかし実況が出来ても、利用者同士同時に
共有する手段が無い場合これは無力化するので、
Connexion by Boeing=機内でネット
(2003年試験運用開始2006年終了)
なんかは
時代のほうが遅くて玉砕したサービスなんだよね。

実用化は早すぎてもいけないし、
おそすぎてもいけないという
判りやすい例ではないか?

これは余談だけど
2004年当時Connexion by Boeingが使えていた時には
私は会員専用のクローズドなチャットページに
機内から現れてファーストクラスから
いわゆるこの実況して共有するみたいな
リアルタイムウェブの原型を使って
ちゃっかり遊んでたんだけど、

これって凄い事だったんだと今更ながら思うわけ。
裾野までスマホを持ったひとが広がり
リアルタイムウェブで大勢が実況がやれるようになるまで
私が最初にやった2004年から
いま2014年だから10年かかってるんだよね。

と、考えると
私がいまこういうのがあったらいいなと
思って今ある状態で工夫に工夫を重ねて苦労して
構築している何かって
10年後は難なく出来るようになると考えると
非常に面白いし楽しみだ、

コンピューターの神様アランケイも言ってるけど
未来を予測する最良の方法は自分で発明してしまう事。
だそうなので

私は発明は出来ないけど、それは世界の頭脳といわれる
専門家にお任せいたしますわ。皆さんよろしく。




さて、話は戻る。
リアルタイムウェブの時代における
ネットカーストで上位の人たちが
ネットに投げる実況中継の中でも

有名な三ツ星レストランで
いま有名シェフの料理を食べている
いまこんな凄いワインを飲んでいると
リアルタイム実況をするという破壊力たるや、

どんな高価なデジイチを持って
いい画像を撮っても太刀打ちできなくなったのだと思う。

スマホについてるカメラの性能なんて
たかが知れている
けれど、その素材がお粗末で
いくらぶれたボケボケ写真であっても

即時性には誰も敵わなかったのである。

降参。



高級三ツ星でなくとも散見されるようになった
リアルタイムウェブを絡めた食事の仕方はこうだ。


料理の撮影
 ↓
アプリで 羨ましく思えるように おいしそうに
画像を 厚化粧 修正
 ↓
TwitterやFacebookへのリアルタイム投稿
 ↓
いざ食べようとすると
スマホがプッシュ通知
 ↓
FacebookやTwitterのアプリ確認
 ↓
メンションへのレス
イイネのコメント返し
 ↓
食べる
 ↓
プッシュ通知
 ↓
ソーシャルネットワークへの返事
 ↓
次の料理がくる
 ↓
撮影
 ↓

以下食べ終わるまで続く。




リアルタイムウェブが絡まない時代は

料理がくる
  ↓
 撮影
  ↓
 食べる
  ↓
料理がくる


と比較的手順はシンプルであった。

しかしここにリアルタイムウェブと
スマホが絡んだ途端に不快指数が
かけ算で増えていった気がする。

だからINからOUTへ移行したのだ
コンボだからダメなのだよ。
撮影だけならそんなでもなかったのに
目の前に居るリアルな人々を置いて
ネットの世界へ食べてる途中にいってしまうから
周りの不快度数が上がるのだ。

昔で言うとテレビを見ながらご飯食べるみたいな
感じですかね。
行儀悪い!

一緒居る人にも配慮が出来ないような
鈍感な人たちが
レストラン側に配慮できる大人だとは
全く思えないし

TPOを無視する人たちは
際限を知らないし、自分で歯止めをかける事も
出来ないから、どんどん嫌われる方向に
傾いて行ってるんだろうなと思う。

かつては自分もブログの為にといって
良く画像を撮影していた手前、
頭ごなしに批判する側に回るのも憚られるし、
画像に楽しませてもらってたのも事実だし。

だけど
何事にも限度って物があるんだよね。
「同行者に迷惑かけないように、急いで撮ればいい」
って言う人もいるけどさ
これならセーフって線引きが出来るほど
状況が読めるなら
撮らない選択も出来る筈なのに
そうならないってことは
やっぱりマナーで縛ってあげないと
判断できない種別の人たちなのではなかろうか?

勿論、時々の状況での例外は沢山ある。

記念日だったり、一生に一回だったり
人には人の数それぞれの事情もある。

だから全部が全部マナー違反だとは全く思わないし
「お前間違ってるマナー違反だ出てけ」
は違うとおもう。

だけどそうかと言って、
「全く問題が無い行為」とOK側に
線引き出来る行為でもない。

非常にグレーだ。

限度というもの、程度があるって話だけど
限度も程度も判断できないところまで
来てるならそれは問題だと思う。




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