結局人生50歩100歩 じゃないかもしれない。

居場所は誰が作るのか?

2014-02-14 Fri 18:00
居場所って言葉を聞くたびに
疑問に思う事がある。

「居場所ってさ、誰かに作ってもらうものなの?
自ら作るものではないの?
誰かに作ってもらった居場所に居させてもらうには
それ相応の見返りが必要になるんじゃないの?」

その見返りって、居場所と引き換えに
例えば具体的に言うと
労働だったり思想だったりを
もっと言えばお金そのものや人生を
搾取されてしまう事なのではないか?

===
非常に気になる言説を

都知事選の間に聞かされてきたので
なんか危ういものを感じたのが
このブログを書こうと思ったきっかけだ。

具体的に言うと
都知事選で落選した若者代表?の家入一真氏の
今後の政治活動が非常に危うそうなので
ちょっと一言書いておきたい。

家入氏は都知事選の選挙活動中から
ざっくり20文字以内でまとめると
「ぼくらの東京にみんなの居場所を作る」
みたいなことを言い出してた。

で、最後の方はもう下手な新興宗教より
宗教臭が漂っちゃって、
あれ、もしかして、これ
判ってやってる訳ではなく、
無意識に宗教的なものに傾いたのか?と不安になった。

「政治と宗教は違うんですよ。」
いますぐ教育してやれと思ったくらいだ。

とは言え政治とは思想信条そのものなので
宗教と親和性は非常に高いことは否定しないよ。

だからこそ宗教の方向から政治活動をアプローチする
のはとても効率がいいのだ。
弱みに付け込む政治活動は
弱みに付け込む宗教勧誘ととても良く似ている。

それが証拠に新興宗教が一定の信者を獲得した後
社会を変えたいと言い出し、政界に打って出ようとする
既定路線のような経緯を我々は時代の中で、実際の選挙で、
何度も目撃しているではないか。

そんなことをつらつら考えていたら、
コラムニストの小田嶋隆氏が @tako_ashi 
タイミング良くツイッターで面白いことを書いてた。

(クリックすると小田島氏のツイートが見られます)


これを読んで今回の家入氏の
「ぼくらの東京に居場所を作る」
って話って、
組の親分が前科持ちや犯罪を犯した若い衆を
組の構成員にするどころの騒ぎじゃない。
と思ったんだよ。

政治活動のほうが怪しげな新興宗教よりも
入信に良心の呵責が無い分、
言い訳が要らない分
取り扱いに細心の注意を払わないと
非常に危険きわまりないんじゃないか
って思ったのだ。

組に入るのは反社会的行為だというブレーキがかかる。
組で行うことは非合法である可能性が高いからだ。

新興宗教に関しては日本人は地下鉄サリン事件の
ダメージが大きいので、カルトは危ないとか
洗脳や奪還という言葉に代表されるように
信者から金を巻き上げるというイメージまで
刷り込まれてるので、嫌悪感を持つ人も多い。

だから組とか宗教は例えそこに居場所があったとしても
入るには、周りへの言い訳を用意する必要がある。

しかし、この世の中の判断基準って
政治参加の形態を取ると
滅法評価が甘くなってしまう。
もう、手放しに優等生として認知されるのだ

昔不良のイメージで売ってた人や
実際不良だった人や
とんでもないと言われてた人が
政治参加すると
いきなり改心した、だの
大衆の為にご奉公すると
立派な決意をしたんだ
的な過剰に下駄を履かせた評価が下され

何の根拠も無くそれが認められる。



政治参加はいいことだ。
選挙にいこう、
我々の一票が世の中を変えるんだ!

と、政治活動に関しては
何の判定もせずに手放しで
肯定してないだろうか?

だから考えることが苦手な人たちは
政治参加はすばらしいんだ、
それが例えどんな形であっても!全部いい事
という恐ろしい錯覚を起こす。


よく考えておくれよ。
何でもいいわけじゃないんだよ。



いつも言ってるけど
適切でないものは害悪でしかないのだ。


心地いいことを言う政治家や立候補者は
まず疑ってかかっておくれよ。


それこそ偽ベートーベン事件でもわかった通り
作品そのものを判断する力が無いからこそ
その後ろにある物語無駄に感心してしまい、
凄いと錯覚してしまうそんな愚かさを誰しも
持ってることはそれぞれ自覚しなきゃいけない。



今回だって候補者の経歴物語に
「居場所が無かった元引きこもり不登校」
という感動秘話があったからこそ
その人が
「居場所をつくってあげる。」
「だってみんな居場所が無いんだもんね」
と言いだした途端に

夜の蛍光灯に吸い寄せられる蛾のごとく
人とうまく交流できない人たちが
まるで催眠術をかけられたかのように
引き寄せられてしまったのではないか。

くれぐれも甘い言葉にノセられて、
見知らぬ人が用意してくれた居場所を
本来の自分の居るべき場所だ!とか
錯覚しないように
気をつけていただきたい。

うまい話は無いし。
弱ってるときほど人は判断力を欠如し
騙される率があがるんだから。

そして誰かに作ってもらった居場所には
作った人のルールがあって
その人の決めた事が社会のルールを飛び越した
善悪にすらなってしまうことも多いんだから。


誰かの作った居場所に置いていただくのなら、
必ず何かの見返りを期待されるようになる
結局どこで搾取されるかの違いなだけなんだよ。

ブラック企業で搾取されるのも
政治に参加してる錯覚で搾取されるものも
実は奪われてるのはどっちも変わらない
自分自身なんだということ。


誰かが作ってくれる居場所は楽だけど
それは自分のものではない。

心から居場所が欲しいと切望する人ほど
居場所は自分でつくったほうがいい。


居場所を用意してくれるという
甘い言葉をささやく人に
簡単についていっちゃダメだよ。
自分の居場所は自分で作らなきゃ。


関連記事

ニュースや時事ネタ | top▲
| TOP |
レンタルCGI [検索ワードのランクをもっと見る] ブログパーツ [人気ページのランクをもっと見る]