結局人生50歩100歩 じゃないかもしれない。

Nカバンで有名なあの塾で学んだ、出された課題を投げ出さずに最後までやりとげるということ、ーAKBの干されは何故干されなのかー

2014-01-30 Thu 19:30
2月1日といえば、都内の私立中学校の入学試験日である。
この時期になると、受験したあの冬の日を思い出したりして、

ええ、私ったらその当時から舐めた小学生だったので
受験する学校まで徒歩で行けそうな有名ホテルに泊まってだね、
そこから受験にいった小学生です。
午前午後ぶっとうしの試験と面接だったんで
なんとホテルに弁当を作らせて持っていきました。
もちろん歩いて行く訳も無く、タクシーで乗り付けたのである。

まあこんなんでも第一志望に受かるんで
受験生の皆さん、試験なんて舐めたもん勝ちです。

と、本題は違うのだよ。

話はAKB48のとある番組をみた事から始まります。
なんでAKBが中学受験?
とおもってるひとは最後まで読んで伏線が回収されるのを待ちましょう。
全く関係ないのですが関係あるのだ。

話を戻す。
私が見たそのAKB番組の内容はざっと搔い摘むと
「AKBの干されメンがNYのブロードウェイにいって
現地の本物のミュージカルスクールに入ってレッスンを受ける」
というものだった

 すみません、
 わたしのブログの読者はAKBなんか興味ない人が
 多いと思うんで意味が分からんと思いますが
 しばらく辛抱してつきあってください。
 最後ちゃんとオチますし。
 適宜注釈は入れますんで。


で、ここで重要となってくるのが「干されメン」というキーワード
直訳すると
「干されてるメンバー」ってことですが

今更だけど
ご存知の通りAKBって凄いいっぱいメンバーがいるのよ。
そんでもってテレビに出られてるとかセンターになれるメンバーは
超選抜と言われる一握りってことくらいは
皆様もご存知の事と思います。

具体的に言うと紅白で卒業を発表した大島優子とか、
総監督とよばれてるたかみなとか、
総選挙一位の指原なんかが超選抜メンですね。
プロデューサーの秋元康のお気に入りが
超選抜とも言われております。

しかし、この番組に出てたのは所謂「干され」でした。
テレビ番組に引っ張りだこの大忙しの超選抜を
NYなんぞで合宿させるわけにもいかんでしょうし
超選抜では無いメンバー、
いわゆる総選挙選抜圏外な暇な干されメンが
5−6人?NYに集結しておりました、

そして、この干されメンたちはざっくり言うと
一つ屋根の下合宿しながらブロードウェイのミュージカルに
出たい人たちのレッスンに参加させられる訳です。

英語の課題曲が事前に全員に渡されてる訳ですが
ここで、私にとってはありえなーいと思う事が
起きるんですわ。
そう、干されメン達って課題曲を完全に覚えてきてないんだわ。

その後も芸事でやらねばならぬ課題というものが
いろいろ降ってくるんですが
彼女たちはなんだか見事に一人としてそれが完遂できないんだな。

課題をやらずに寝ちゃったりするんだよ。

英語が不得意とか解らないってのはハンディとして認めよう
でも、やれって言われてるのは歌を覚える事とかって
君たちが毎日秋葉の劇場でやってる歌や踊りだぜ。

その後もたった二日間のレッスン参加なのに
電車が遅れて大幅遅刻とか、
もう何もかもこの人たちやる気無いの?的な
場面が続くのだ。

なんかね
これ見て思わず画面に向かって
だからお前らは干されなんだよ
突っ込んじまったわ。

こういっちゃ身も蓋もないか

でもなんかこれ見てすごい腑に落ちたんだわ、
区切られた時間の中で帳尻を合わせられる能力って
実はスタートラインに立つ為の最低要件なんだろうな
ってこと。

錯覚しやすいけど
ゴールじゃないんだ
スタートラインに立たせてもらえる許可証みたいなもんなのよ。

ゲームの入場券と参加権という言い方を私はよくするけど、
干されの子達って入場券は持ってるけど
参加権を手に入れてないんだよな。


で、いろいろ考えた。
私の生きてきた人生で課題をこなさず寝てしまうような人は
自分も含めて周りにいないんだよね。
というより、
例えば同じようなシチュエーションに放り込まれたとき
間違いなく全員が翌朝までに歌詞もメロディーも
それが英語じゃなくドイツ語であろうがイタリア語であろうが
完璧に覚えてくるような中で生きてきた。

そして、遅刻するなんてあり得なくて
多分誰よりも早くレッスン場に入って
自主練するような、
それが当たり前でしょみたいな環境だったんだよ
そして今も実際まわりは全員そういう人々。

課題は出されたら
やり遂げる事なんか当たり前だし
やるからには、ちゃんとやる

そもそもめちゃくちゃ子供が多い年代に育ったので
兎に角何をするのも競争だった学生時代
ゲームの入場券を得る為にがむしゃらにがんばり
そして、入場するだけでなく
自分がゲームプレーヤーになる権利を勝ち取り
そのスタートラインに立たせてもらう為に
どんな無理ゲーでもやり遂げて当然だった。

だからこの干されメンたちの能天気っぷりが
非常に興味深かったのだ。

今でも忘れられない事がある。
小学生の時、一時期だけ中学受験で有名なNという塾に入った。
あの毎週の試験で成績順にクラスと席が決まるあそこである。
たまたま入塾試験の成績が良く、最初に入れられたのは
一番出来る子ばかりのクラスだった。
前の席の子はなんと毎週のテストで全国で名前が載ってる有名人
(塾テスト上位常連有名人ってのがいたんですよその頃)
で、その一番優秀クラスって恐ろしい事に最初の週の算数の宿題が
なんと問題集一冊全部だったのだ。
習ってもいない部分も沢山ある算数の問題集
どう考えても寝ないでやっても来週までに間に合わない
小学生だった私は絶望感でいっぱいになり
家に帰ってその量の多さに恐れをなして
ついにはわーん!と泣き出したんだけど、
泣いてたって誰も問題を解いてくれる訳じゃないから
ほんとに文字通り歯を食いしばって
ガリガリ問題を解き始めた。

なんとか死ぬ気でやり遂げて、塾でこれを全部終わらせたのは
私しかいないはず!と嬉々として塾に行ったら
クラス全員華麗にさらっと涼しい顔で宿題を出しやがったのだ。

そんとき思ったね。
マジで超選抜すげえって。

なんだろう、頭良いとか
才能とかそういうのはあって当然。
前提条件な訳。
後は大人が出してきた課題をとにかく最後まで
投げ出さないでやり遂げる意思力なんじゃないかと
勝ち上がるにはとにかく、どんなに無理だと思っても
やりとげることなんじゃないかと。


その後、社会人になってずいぶん経ってとある会社に転職したときも
入社五日くらい前にいきなりすごい量のマニュアル渡されて
入社日にこのマニュアルのテストするから覚えてきて
と言われ、

気が遠くなりながら死ぬ気で覚えましたが
こんな無理ゲー、やらせる方がおかしい、だれがこんなの
全部覚えられるの?そんな人いるの?と
家族はその覚える量に困惑するほどだったんだけど

やはり、当日試験のときには
皆さん涼しい顔してさらさらと満点な方々が
多かったのでした。
(もちろん私も満点だが。)

やはり選ばれし人々とは
選ばれる能力はあって当たり前、その上
投げ出さないで完璧にやり遂げる能力が
備わってないとダメなんだよね。


そしてAKBの話に戻るけど。
ひとつ思い出した事

もう卒業したけど
主要メンバーとして一般の人にも
認識される数少ない超選抜メンバーだった篠田麻里子の
有名なエピソード。

博多から出てきてAKBのオーディションを受けたものの
秋元康に落とされて、アキバの劇場のカフェで働いてたそうな
そこで客による人気投票でカフェの店員さんなのに
人気が1位になったと、

で、ここで秋元康がカフェにやってきて篠田麻里子に言うんですね
「12曲の歌と振り付けを覚えろ、時間は次の公演までの4日間」

篠田麻里子は死ぬ気で全部覚えて
正規メンバーに途中から入れてもらったという
有名なエピソードがあるんだけど


これが全てを象徴してる気がするんだよね。
なんでこの子達が選抜に入れない干されなのかとか
なんか全ての答えがここにあるような。

総監督のたかみなの
「努力は必ず報われる」的な言説で
努力の意味って何だろうという議論が喧しいけど

人の能力なんてのはそうそう違いがくっきりとしてるものでもなく
そんな中で何をアピールしていくのかって言うと
ざっくりいって
上から与えられた課題を投げ出さないでやり遂げる
これが最初のスタートラインに立つ為の
切符を手に入れる方法なんじゃないかと。

その能力を持っているということよりも
その事実(現実)を知ってるかどうかで
いろんな事が変わるんだろう。

人間ってすごく弱いから易きに流れる。
ほっといたら誰でもさぼるんだよ。
自己を律して常に上に上にと向上心があるほうが
気持ち悪いわ。

だけど、投げ出したり途中でやめたりしないで
最後までやり遂げる事によって
そこから先のドアが開いて
いろんな可能性が広がるんだろうなと。


私がその事を漠然とだけど肌感覚で知ったのは
中学受験勉強の塾で出されたありえない量の宿題という
課題をやりとげた時。
そこでそれになんとなく気がついたわけ。

10歳くらいの子供には
なんでこんなに死ぬ気で勉強しないといかんのか
あんまりよくわからなかった。
勉強なんかしないで一日中好きな本を読んでいたかったし
独りきままに考え事をしていたかった。
そっちのほうが楽しそうだったんだもん。

だけどなんか偶然超選抜クラスに放り込まれたおかげで
与えられた課題は死ぬ気でやり遂げておけ
とにかく話はそこからなんだと身にしみて解ったわけだ。

みんな当たり前にさらっとやるなかで、
その上での競争なんだから、
無茶苦茶厳しいんだってことを
私は確実に10歳位で知ったんだよね。

いい悪いは置いといて
何かしら結果を出したいと思ってるなら
それが厳しい現実だったのだ。

そしていまAKBの番組を見て思った事。

どんなに才能に恵まれていたとしても
出された課題をやりとげる能力を持ってなかったら
どんなにいいチャンスが来ても掴めない。
ということ。

そういう意味では
中学受験って何の意味や意義があったんだろうと
ふと考えたときに、
結構その後の人生のいろんなことへの
取り組み方の貯蓄になってるじゃないかと

さて、私が言いたかったのは
実はNカバンが有名なあの塾の話でも
中学受験の経験談でも
ましてやAKBの干されメンの話でもないんだわよ。


長い前振りでした。

さあお待たせしました今回のブログのオチを披露します!

ブログをみかん星人に連れ去られてばかりじゃダメだ!
ってこと。

ツイッターで毎日リアルタイムに思った事をつぶやいてるんで
自分の中で言いたい事は完結しちゃって日々が終わっていく訳ですが
それだと残らないんだよね。

久しぶりにこのブログをひも解いてみて
過去の記事を読んだりしてたら
ああ、2009年ってこんなこと私考えてたんだとか
すごく可視化されておもしろいんで
2014の私を残す意味で
ついったーで散文的につぶやいてる
いろいろ言いたい事を
ブログ記事で残しておいてもいいかなと思ったのだ

って去年も同じ事思ったけど三記事で終わったので。

今年はツイッターで言い足りないことは
ちゃんとブログ記事にしようという
決意表明であります。

別に誰かからブログを書くように課題を出された訳じゃないし
仕事でもないし、ブログで勝ちたいとかもないんで
単純な自己満足の為に書く訳ですが、
だからこそやり遂げるというか
ある程度の期間、自分の思想を文字にしておく
ってことは自分に対して課題を出したいなとおもうわけ。

さて明日から旧暦で年が明け新しい年が始まります。
このブログの大晦日は今日なのですが、
来年の抱負を語る為の長い前振りにつきあってくれて
ありがとう。
皆様にとって今年一年良い年になりますように。

なるべくいろいろ書きますんで、
読みにきてください。

SUZU

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