結局人生50歩100歩 じゃないかもしれない。

宇宙飛行士という職業は水戸黄門の印籠なのか?

2010-04-28 Wed 03:00
宇宙開発に興味が無いわけでも。
アンチJAXAなわけでもないんだけど。

『初の日本人ママさん宇宙飛行士』(長い冠だな)の
山崎直子ファミリーが
ヒジョーにひっかかるんだよな。

やたらと強調される『ママさん』宇宙飛行士だからという
最強のエクスキューズの元
子育てを無職のダンナに丸投げして
自分の夢を叶えるために一生懸命って姿勢が
どうも共感できない。

古い考えの人たちからすれば、
子供ほっぽらかして自分の夢を叶えに行くって
ちょっと母親としてどうよという意見が出そうなものだが

もうそこは「宇宙飛行士」というなんだかすごい職業らしい
ということで完全にスルーされちゃってるというか
許されてしまうというか
スゲー極端な話とおもうんだけどね。

どっちかといえば、子育てなんか全くしてないのに
(ダンナが子育て中)
「ママさん」ってそれ産んだだけちゃうか?と
つい突っ込みたくなるんだよね。


結論から言えば山崎直子氏をみていると
日本らしい一つの答えが導き出されてる気がしてならない。

女がいっぱしに働こうと思ったら、
徹底的に仕事に没頭しようと思ったら
嫁的役割の人間が必要だ。と
そんな身も蓋も無い模範解答を白日の元に晒したのが
今回の「ママさん宇宙飛行士」山崎さんなのではないか?


子育てと仕事の両立は出来ないよ
不可能だよ。と
山崎直子さんは世界中に言って見せている。

女が本気で男と対等に働こうと思ったら
子供なんか育ててる場合じゃないって
両立なんか無理なんですって

身を挺して教えてくれてるんじゃないのかと
うがった味方までしてしまう。


山崎直子氏のダンナ選びが賢いところは
とにかくダンナより圧倒的に優秀であるという印籠を持ってることだ。

もし。山崎さんと同じ東大大学院卒のダンナだったら
お互い譲らずに大変なことに成りそうだ。

でも、山崎さんのダンナは誤解を恐れず言うなら幸か不幸か
東大とはまったく格の違うどっからどうみても東大より
相当偏差値のおっこちる大学のそれも学卒である。

勝負にもなりゃしない。

そして年下。

もう、このダンナが山崎さんに真っ向勝負を挑むことなんか出来ない
シチュエーションでの結婚である。


だいたい男というのはほぼ100%
女になんか偉そうなことを言われたくないと
本能的に思ってる生き物なのだ。
従ってそれが唯一可能になる男女の関係というと

「女が年上」ってのは絶対条件であった。

それは男のプライドの救いになるからである。

ああ、年上だしなってことで
諦めが付くということだ。

そして山崎家ではもうひとつトドメに
奥さんが東大大学院卒の宇宙飛行士に選ばれた人
というもう、水戸黄門の印籠もまっさおになって
ひれ伏しそうなわかりやすい
「妻優位」の方式が有る。

これで山崎直子さんはダンナに対して無敵の力を持っているということになる。

どっちが仕事辞めて子育てするかって話になったら
そりゃ、もうダンナさんの選ぶ余地はひとつしかない
だれがどう考えたって、だんなが仕事を辞めて主夫になるしかないだろ。


この夫婦がうまくやってけてる原因はもう乱暴な言い方をすれば
ダンナが東海大だったってことに尽きるんじゃないかとすら思う。


山崎さんの家庭をどうこう槍玉に挙げてるわけではない。
公開されたプロフィールや、専業主夫を売りにして
たびたび家族の様子をビデオに撮って公開する
その流れ出る情報から分析してみると

上記に書いたように

「女が男と対等に働きながら子供を産んで子供を育てるなんてことは
不可能に近いことなのだ」と

思い知らされるだけである。

宇宙飛行士になれる優秀な人材であっても
子育てに手が回らないのである。
何をかいわんやだ。

というわけで

大原麗子が森進一と離婚する際に言った名言
「家庭に男が2人居た」
をふと思い出した。

結局、生物学上は男と女であっても
働くときは男社会の中で対等にポジションを取り
成果を挙げて戦っていくなら、自分で子育てなんて出来ないんだと
いうことである。

金があればALL丸投げの外注で、金で解決
近所の親の余命をむしりとるように使い
自分で育てなくて良い環境を手に入れないとならないのである。

こんな日本で
どうやって少子化を止められるのであろうか?

女が本気で働きたかったら子育ては外注しかないこの国で
行政がそれをきちっとサポートできたときはじめて少子化に
歯止めがかかるような気がする。

だって、
山崎大地さんは既に山崎直子さんの夫であって
ほかのみんなの夫になってくれるわけではない。


子供を産むだけで、育てなくても国民から誉められる仕事なんてのは
いまのところ宇宙飛行士しかないのだ。
激務の看護師さんだって、両立できなきゃ責められる。


仕事もしたい、産みたいひとは今後、宇宙飛行士になると良いだろう

そして自分より年下で、尚且つ
自分の大学の偏差値より圧倒的に低いレベルの大学の男を
つかまえるといい。
いろんな意味で格差ありまくり婚でないと
女が仕事をする大義名分が成り立たないからだ。

男のプライドをズタズタにすることなく
円満に専業主夫に収まってくれる夫を探すには
ターゲットを絞らないといけない。

間違っても男性本人が優秀だったり
対等だったりしてはダメなのだ

自分より何もかも劣ってるからこそ諦めて
子供のご飯を作ったり、おしめをかえたりしてくれるのである。

しかし、結局は女が働きながら子供を産むというのは
そういうことなんだよな。と

あの家族を見て見せ付けられた気がした。



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コメント
Re: ママさん
JORIさま

> なんか彼女を特別視すること自体がいわゆる某団体の大好きな「男女差別」なんじゃないの?と思いますけど、そう言うとこは噛み付かないんだなあ。

そうそう、そうなんですよ
おかしいですよね。


> 話のレベルが違いますが、母子家庭と父子家庭の評価の差なんかにもたまに同じようなこと感じるのでした。

父子家庭でお父さんが子供育ててると大絶賛ってやつですか?
アレも変ですよね。男は子育てを本来しないものなのにやってるってのが
賞賛される要因なんでしょう、へんなの。


> ただ、教訓を獲たとすれば、自分の夢や仕事を全うしたいなら、家庭も両立とかってのは無理なんだと、あらためて納得できたあたりですね。

そうなんですよ、自分の夢を叶えるには犠牲者を出さねばならん
ということなんですよ、
いままで我慢してきた年下のだんなさんがきっともうすぐ
ブチキレそうな勢いですがね、
あそこの夫婦は妻の夢が叶った後は離婚してしまいそう。

SUZU #- 2010-05-04 (Tue) 14:51
Re: 一般家庭の参考にはならないですね
rikutetsuさま

> 山崎さんが凄いと強調しすぎです。おっしゃられているように夢を追いすぎて育児放棄してるように見えます。

放棄してるようにみえるんじゃなくて、放棄そのものでしょうな。

> まあこれまでの日本の男にも言えることなので彼女ばかりを責められませんが。

男女が入れ替わっただけなんですけどね。
日本では古来男が常に育児を放棄していたという事です。

> 今後は夫婦共に子育てをするのが理想的だと思うので、それが出来る社会作りをしてほしいと思います。

本来は夫婦2人で育てるのが2人の子供なんだから
当たり前なんだけど、男ってなんで家事を手伝うとかいうんでしょうかね?
手伝う?二人で住んでるんだから手伝うとかって概念がまず違うだろとおもいます。
SUZU #- 2010-05-04 (Tue) 14:47
Re: 一般ピープルのつぶやき
つぼさま

> こうした枕詞の力を見るたびに、女性で働くことの特殊性を感じます。家庭と仕事の両立が困難であることの証明になってしまっているというご意見に激しく同意です。

日本ではという但し書きをつけた話ですが、女が子育てしながら働くことは
本当に困難と苦労と精神的疲労を伴うということなんですよね、
実際、採用の面接の現場でも女性に対し「子供産むからといって
折角採用されたのにすぐやめる人とか居るんですよねー」と
暗に子供をもつことを威嚇するような発言をする採用担当者がいる国ですからね。

> そもそも「両立」ってのが幻想だと思っています。仕事も子育ても全力を注ぎつつ「両立」したり「バランス」を取ろうとすることがまず難しい。
> 身体は一つ。仕事にも子育てにも常にフルスロットル、すなわち凸状態でいられるわけじゃない。

そうなんですよ、全員が24時間仕事のことばっかり考えてないといかん
みたいな現実と、なぜか建前は家族を大事に、子供に愛情の無い母親はいかん
ですもんね、どっちも凸凸でといわれても無理です。
それも女性だけ凸凸でないといかんっていうのもねー。
もう女性差別以外のなにものでもないとおもいますよ。

> ほんと、山崎さんのように特殊な夫をもたずとも女性が自分の仕事を思う存分できるような行政サービスをいくつか提供してくれたらなーとおもいます。

但し、行政サービスは9時~5時の人だけしか見据えてないんで
特殊な勤務をするようなひとや、男性と同等に出張とかをこなそうと
する人にはあんまり意味が無いんですよね。


> 私が山崎さんを羨ましく素晴らしいと思う点は、ずっと持ち続けた情熱と夢があったことかなぁ。それって男女関係なく、WMだから、ということではないのですが。

コレを見て思ったのは、自分の夢を叶えるには犠牲になってもらう人が
必要だということです、
夢を叶えるというのは綺麗事ではなくもっとどろどろとしたものなんだと
早く気が付いたほうが良いですね。


> だって、自分の夢=他人の夢だった場合、他人が夢を成就した後の自分の人生どうするんでしょう?

山崎直子さんが、「まだ僕の夢は叶ってない」と
TVやマスゴミに愚痴りまくってるあの旦那さんを
サポートして夢を叶えさせたらあっぱれなんだけどな。

> 自分の人生を生きてる人同士が協力しあえながら生きていくのが理想だなーと夢見る少女系な〆ですみません。

そうなんですよ、自分の人生なんですよね。
でも誰かを犠牲にしないと自分の人生の夢なんて叶わないのも現実。
家族の中の椅子取りゲームです。

子供の夢を叶えようと思ったら両親が犠牲にならんといかんし。
妻が野望を達成しようと思ったら夫と子供は犠牲にならんといかん。

それがまぎれも無い現実って事です。
SUZU #- 2010-05-04 (Tue) 14:38
ママさん
私は「ママさん」とつくのがどうにもなんでも気に入りません。
「ママさん」ありなら「パパさん」とか「ジジさん」とか「ババさん」とかなんでもありじゃんっていうか。
それだけ特別扱いってどうなの?仕事で頑張ってる人はいっぱいいるのに、子どもがいるから何?価値が上がるの?ってあたりに。
なんかそう言うこと言ってる時点でもう、家族をもって仕事するのが大変って言ってるようなものです。大変?別に当たり前のことじゃないの?努力はあったかもしれないけど、それも当たり前な努力じゃないの。
彼女のことを言えば、たんに女性で宇宙飛行士なだけで、家庭を守り子どもを育てる夫がいるってことは本来他の飛行士さんたちと何ら変わらない、性別が入れ替わってるだけですよね。宇宙飛行士さんたちの仕事は尊敬してますけど、彼女は特別でもなんでもないと思います。もちろん、肉体的には男性よりははるかにギャップがある訳でその辺の努力は称賛に値するかもしれませんが。
なんか彼女を特別視すること自体がいわゆる某団体の大好きな「男女差別」なんじゃないの?と思いますけど、そう言うとこは噛み付かないんだなあ。
話のレベルが違いますが、母子家庭と父子家庭の評価の差なんかにもたまに同じようなこと感じるのでした。

ま、もちろん、恵まれた環境、回りの理解者、協力者がいて、ある意味成功者である彼女に対するひがみも入ってると思ってください。
ただ、教訓を獲たとすれば、自分の夢や仕事を全うしたいなら、家庭も両立とかってのは無理なんだと、あらためて納得できたあたりですね。
彼女が宇宙飛行士であるというのは事実なので。夢を叶えた訳ですもん。
JORI #xfH9rAAU 2010-05-02 (Sun) 06:21
一般家庭の参考にはならないですね
山崎さんが凄いと強調しすぎです。おっしゃられているように夢を追いすぎて育児放棄してるように見えます。

まあこれまでの日本の男にも言えることなので彼女ばかりを責められませんが。

今後は夫婦共に子育てをするのが理想的だと思うので、それが出来る社会作りをしてほしいと思います。
rikutetsu #- 2010-05-01 (Sat) 19:37
一般ピープルのつぶやき
世間の絶賛ムードの中、あくせくしている庶民WMとしてはただただ別世界です。
山崎さんの件だけでなく、「女性」「ママ」という冠付き限定で賞賛される例は膨大にありますので、今回も「初のママ宇宙飛行士」という枕詞と職業は話題性満載ということが明らかですし。
こうした枕詞の力を見るたびに、女性で働くことの特殊性を感じます。家庭と仕事の両立が困難であることの証明になってしまっているというご意見に激しく同意です。

そもそも「両立」ってのが幻想だと思っています。仕事も子育ても全力を注ぎつつ「両立」したり「バランス」を取ろうとすることがまず難しい。
身体は一つ。仕事にも子育てにも常にフルスロットル、すなわち凸状態でいられるわけじゃない。
だから凹と凸のように、その都度、力の入れ具合を適度に抑えるか、集中の度合を調整=やりくりしているわけです。
大多数のWMの夫は、山崎さんの夫のように主婦になってくれないですもん。
僻みかもしれませんが、WMなのにすごいとかここまで出来る、と山崎さんを例にして思わないでくれーみたいな。笑
ほんと、山崎さんのように特殊な夫をもたずとも女性が自分の仕事を思う存分できるような行政サービスをいくつか提供してくれたらなーとおもいます。

・・・ここまで書いて、ずいぶん昔の林真理子とアグネスの論争を思い出してしまった。あの時と論争対象が違いますが。

今回の取り上げ方は当の山崎さんとは関係なく勝手にマスコミが盛り上がってるんじゃないかな、と思いますが。。。
私が山崎さんを羨ましく素晴らしいと思う点は、ずっと持ち続けた情熱と夢があったことかなぁ。それって男女関係なく、WMだから、ということではないのですが。

年下で無敵の印籠をかざせる相手が働く女性にとって「使える」のは記事を読んでなるほど~と納得いたしました。しかし個人的には昔気質なので、ヒモみたいなんいやや!と思いますです。(そこまで無敵の印籠能力が自分にありませんので養う自信もない)
全面的に自分の目標に協力してくれるんじゃなくて、相方には相方の好きなことをしてもらってめっちゃ稼いでもらって、そのお金でベビーシッターと家政婦を雇ってくれた方が嬉しい。
だって、自分の夢=他人の夢だった場合、他人が夢を成就した後の自分の人生どうするんでしょう?
自分の人生を生きてる人同士が協力しあえながら生きていくのが理想だなーと夢見る少女系な〆ですみません。
つぼ #pZDv/sZ. 2010-04-29 (Thu) 08:05
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