結局人生50歩100歩 じゃないかもしれない。

SUZUが気になる世の中の変なことその3「『その場で揉めるのがイヤなので』と言って帰国してからクチコミに文句を書くヤツ」

2009-10-28 Wed 14:00
公開記事です。


====
旅先のホテルやレストランを調べようとすると
必ず検索で引っかかってくるのが利用者のクチコミ。

いまや、クチコミだけで成り立ってるような
『食べログ』なるものまで登場し
「クチコミサイト」が影響力を持つようになってきた。


『食べログ』のように、多数のクチコミを書いてる人の評価だと
信頼性も意外に侮れず、バカとハサミは使いようではないが
使いようによってはいい仕事してくれる場合もあるんだが

旅行系のサイトのクチコミは、こりゃダメだというものばかりで
参考にもならん。

参考にもならんというか、どっちかというとネタの宝庫だ。
下手なお笑いを見るより楽しめるんだけど

あたしが主に見るのは楽天トラベルなどに代表されるような
旅行予約主流のホテル案内ページだが
そこでみかけるクチコミはかなり香ばしいので
別の意味で非常に参考になる。

日本人の旅行リテラシーを測るには
このクチコミを見ればいいとすら思うほどだ。
これで、自分ははるか遠くに来てしまったんだと自覚できる。

例えばあたしの印象に残ったクチコミは

ヨーロッパの高級ホテルで歯ブラシとスリッパが無くて
「高級ホテルのはずなのになってない!(怒)」
とホテルの従業員を怒ったのに悪びれもしなかった!
歯ブラシもスリッパも用意して無いようなホテルで
高級を語るなんてとんでもない!


これってアメリカやヨーロッパって
ほとんど何処のホテルに泊まってもスリッパや歯ブラシなんか
見かけないような気がするんだが、

というか旅行に行くのに何故歯ブラシを持っていかない?

旅行用のソニケアをわざわざ持参するあたしとしては
「歯ブラシ持ってきてない」ってのが???なんですけど。
大体、例え歯ブラシがあったとしてもその歯ブラシは
靴磨きのブラシか、馬用かと見まがうほどのでかいヘッドで
使いにくいことこの上ないし、ものがいいわけでもないので
歯ブラシはやっぱり普通もって行くだろうとおもうんですが・・・

スリッパにいたっては、もう文化の差というか
アメリカで日本人が思い描くようなスリッパを買うことが
不可能なことを考えると、
スリッパ自体メジャーなアイテムではないということなんですけどね、
そういうものがホテルの部屋におかれてるのは
サンフランシスコのセントレジスとかリッツカールトンくらいですかね

一昔前はUAやNW、AAやACなど北米系のエアラインでは
スリッパではなくなぜか靴下がビジネスクラスアメニティで
配られいたくらいですから・・・
彼らはスリッパを履く習慣が無いんだとおもいます。
ほら、飛行機の中でも彼らは靴下でラバトリーに行くでは無いか!
あれは衛生観念云々よりも何よりも
スリッパを履く習慣がないことに起因するとおもってるあたし。

そもそも、ホテルの部屋で靴を脱ぐということをしない人のほうが
多いのであろう。

それが証拠にホテルのベッドのベッドメイク方式が
デュベスタイルが主流になった今日、
ベッドカバーを廃止してもベッドのデュベカバーの上に
ベッド03
画像にあるように別の布を敷いて、
【靴のままベッドに寝転がる】ことを想定している
というのが何よりの証拠である。

ディベスタイルというのは、日本では2000年台初頭に
パークハイアットなどでやりはじめて流行ったスタイルと言うか

ベッド05
これは六本木のグランドハイアットです。

ベッドカバーとシーツを駆使?したベッドメイク方法を廃止して
羽根布団(デュベ)+ディべカバースタイルに移行。
(要するに日本式にいうと布団カバーだな)

ちなみにこれが古い時代主流だったベッドカバー方式
ベッド01

こっちがデュベ&デュベカバー方式
ベッド04


ベッドカバーといえば
こんなクチコミもあった。


信じられないことに布団が見当たらなくて風邪を引きました。
2日目に試しにカバーをめくってみたら
その下に薄い毛布がありましたがそれでは寒すぎました。
こんな不親切なホテルだということにびっくりしました。
せっかくの旅行が寒くて体調不良になり台無しでした。


私が予想するに、
初めて海外に行きベッドというものを始めてみた系の人なんだろうか?
(なわけないか)
いや、ネットにクチコミを書く手段を知っている類の人なので
そこまでものを知らないとは思えないが。


日本のホテルの場合、ベッドカバータイプでも布団文化なので
掛け布団ぽいものが下に隠れてる場合があるが
ベッド06

アメリカやオーストラリアだったりすると
ベッドカバー&シーツ方式のベッドメイクの場合
ほとんど布団ではなく不燃素材の変な毛布のことが多い
ベッド09

でもさー、ひとつ言いたいのは
こういう人たちは何故その場で解決しようとしないのだろうか?

部屋が寒く冷房も止め方もわからなかったので
そのまま寝たら具合が悪くなった、けしからん!


といったたぐいのクチコミを見てると

その場で解決しようとしないで黙ってるほうがけしからん!
と私はおもうのだよ。

どうも「言葉が通じない」という事で
その場で解決するということを放棄してるくせに
日本に帰ってきたら怒りがふつふつと沸くのか
クチコミにねちねち書き込むのか。

これは文化の違いなのでどうにもしようがないが
日本人は日本に帰ってから部屋が寒かっただの。
歯ブラシがなかっただのの文句を
旅行会社にクレームする人が後をたたないらしい、

海外の場合「その場で言って解決する」
というのがスタンダードなので
あっちの人からしてみれば
何故日本人はその場ではさんきゅーさんきゅーといって
ニコニコ笑って帰って行ったのに
後から文句言ってくるのだ?と不思議に思われいるそうだ。

笑って帰ればそりゃ「満足してる」と取られるにきまっとるがな。

それから
あたしが一番不思議なのは
ホテルの請求金額が違ってた!と怒ってる人。

怒るということはホテルは常に正しい請求をしてくる
とでもおもってるんだろうか?
だとしたら、その間違った思い込みというか
変な前提条件から見直したほうがいい。

世界中で明細を間違わないで持ってくるのは日本くらいだよ。

いまや、その日本でもやる気の無いフリーターなどが
だらだらバイトとかしてる飲食店だったりすると
会計間違って持ってくるなんて日常茶飯事ではないか。

あたしなんかは「請求書なんてもんは常に間違っている」
と思いながらチェックしてるけどね。
アメリカの有名ホテルですら一週間滞在すると500ドル~1000ドル
明細がまちがってることなんてざらだ。

だからこそ、チェックアウト前日の夜にはドアの下から放りこまれる
明細書と、滞在中に自分のレストランやカフェで使ったレシートを
首っ引きで見直す作業を必ずやらねばならんのだ、
そういうチェックは自己責任であり、
違ってればその場で違ってるといえばいいだけの話

逆にチェックアウト時にサインをして
カードを通してしまったら
返金はかなり困難を極める。

だからこその確認とサインなのだ。
請求書の下にカードのサインとは別にサインを求められるのは
この請求書を自分がチェックして確認しましたよという意味なのだ

ボケッっとしててちゃんと明細チェックしないでおいて
後から、日本で暇なときに見返して違ってる!と
文句を書いてる利用者っていうのは
もう、それはなんていうの
搾取されちゃっていいんじゃない?とおもってしまう。

とにかく明細書や請求書なんかは信用してはいかんのだ。

あたしゃニューヨークの某ホテルで、
景気の悪いアメリカ特有のスペシャルレート
2泊すると3泊目無料っていうオファーで
そのホテルに泊まってやったんだが
出発日の前日の夜に投げ込んできた請求書はあってたから油断してたら
会計時に出してきた請求書は3泊目をきっちり請求されていたのだ。

その場では前日にチェックしてるという油断があって
ロビーも薄暗かったので明細をいつものように時間をかけてチェックせず
チェックアウトしてしまいJFKへ向かうリモに乗り込んでから
車の中でよおおおおおおく明細を見たら
3泊目を請求されていることに気づき
大騒ぎで車をホテルに戻してもらいましたけど。

(日本に帰ってカード引き落とされてガタガタ言うほうが
大変なのを知ってるから)

ほんと油断も隙もありゃしないつーのがはっきりいって
リアルな前提条件なのである。

ですから、まず、
請求書なんてモンは必ず間違ってる。
相手は自分から1ドルでも気がつかれなければ
余分に支払わせてやろうと思ってる
ちゅ~ような心構えで生きろ!と言いたい、

なのに多くの請求書の間違いに怒り狂うひとたちってのは
「その場でもめたくなかった」
意味不明なことを言っとるのだ。

いや、その場で言わないとあかんやろ、それ。

明細だけではないホテルではチェックインの際だって
気を抜いてはいかんのだ、
常に戦いなのである。

予約したタイプの部屋と違った部屋にされたけど
その場で揉めるのがイヤだったので言いませんでしたが
ひどいと思います。


みたいなクチコミも不思議と存在する。

なんでその場で予約と違うといわない?

請求も部屋のタイプも
日本に持ち帰ってクレームしても何の得にもならないではないか


後はホテルのクチコミで多いのは

冷蔵庫が壊れてたけど、
電球が切れてつかなかったけど、
テレビが見られなかったけど
ぬるま湯しか出なかったけど。

部屋を替わるのが面倒で言わなかった。
けど、このホテルはひどい!


ってやつだ

全ての設備が完璧であたりまえという感覚は
日本人特有のものなのかね?

これも明細と一緒で、
なんか壊れてるはず、という前提に立てば
まず部屋に入ってすることは寛ぐことではなく
機能が正常に作動するかのチェックである。

あたしはまず部屋に入ったら
荷物が届くまでの時間は部屋のチェックに費やす。
電気がつくか、TVがつくか、オーディオが動くのか
お風呂のお湯はちゃんと出るのか
トイレは流れるのか。
エアコンは正常に作動するか。

荷物が来る前に確認出来れば、悪いところがあれば
荷物を持ってきたベルマンにチップを渡そうとしながら
クレームをその場で言えばいい、
チップを貰いたいが為にきちっと仕事をするはずである。

部屋が予約タイプと違ってる場合も
(ハーバービューを頼んだのになぜかシティビューとか)
その場で荷物のチップを渡しながら部屋が予約と違ってる事を伝える。

黙っていてやってもらえるのがあたりまえではないのだ
駆け引きしながらそれを楽しむようにならんといかん、
せっかくチップという制度があって渡さないといけないなら
そのチャンスは最大限利用するべきだ。

つか

日本人すごすご負けてんじゃネーよ!
だからなめられるのだよ

とおもう。


結局クチコミに文句を書く人々っていうのは
ほとんど全員その場で解決するスキルの無い
トラベルリテラシーの超低いやつらである。
従って、クチコミなんてものは、つっこんで楽しむものであって
参考にするようなものではないのはわかってるのだが

非常にもどかしい
腹立たしいのはクチコミの内容よりも何よりも日本人の不甲斐なさだ、

文句を言わない奥ゆかしさはまったくもって長所ではない。
海外では黙っていては何も得られないのだ。

と、リアルであたしがこれ系クチコミに突っ込んでたら
友人が「コレ面白いクチコミだよ~」
と私を笑わすためなのか怒らせるためなのか
教えてくれたページに書かれたヤツは衝撃的だった。

ホテルでトイレとお風呂が一緒でした!けしからん!

笑うよりも何よりも
なんていうの、もうこういう人っていうのは
ホテルではなく自分の家で寝てなさいとおもうのでした。
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コメント
いやあ、秋の夜長に読ませていただくには面白いネタ満載ですね。有難うございます。

旅を考察することで、その国の共通要因がみえて愉快です。日本の人達の特徴は、日本の常識(かな?)を海外や外国で当てはめること、思い通りにならないときにその場で解決せずに後でほざく。

もっと、こちらの日記を読んでいたいけど、寝不足になりそうなので後日また。

その調子でご活躍ください。




光臨寺 #mQop/nM. 2009-10-30 (Fri) 23:48
間違えました。訂正します。
申し訳ございません。先コメントで、
×できれば昭和40年代生まれ
〇できれば昭和40年代旅行者
でございます。
昭和40年代生まれって30代でした。。。
30代がホテルに布団がない!ってネットで書き込むなんてこと・・・(ありそうな気もしますが)

Sラトンスイートスリーパーベッドに文句をつける庶民って何サマ?ですが、そういえば「ベッドが高くて怖かったです」クチコミも見たことあります。

「郷に入っては郷に従え」の通り、従っているように振舞いつつ、内心で「恨みはらさでおくべきか~」なのが最近の日本人なのでしょうか。

つぼ #pZDv/sZ. 2009-10-28 (Wed) 22:39
まとめれす
みーにゃさま
ひそかにファンでいてくださってありがとうございます。
今度ハワイでファンの集いをやります(嘘)
昭和40年代のクチコミであって欲しいのですが
現代のクチコミなんですよ、これが

そうそう、あと「日本語が通じない!」と文句を言ってるクチコミも
結構ありますね。冗談かと思ってましたが本気で日本語が通じない!
けしからん!!とおもってるひとがいるんですね。
こんなマイナー言語海外で通じるほうが奇跡だとおもうけど。

ハワイだとほんとトンでも日本人に遭遇する機会が多そうですね
ご愁傷様です。


CUBICSさま&つぼさま
ねずみーランド系のホテルのクチコミ、怖いもの見たさでチェックしてしまいました。

前に、ねずみーのSラトンホテルの総支配人が挨拶に来たのでちょっと話をしたら
ベッドを新しくSラトンスイートスリーパーベッドに変えてから
「ベッドの高さが高すぎる!けしからん!」と不評なんです・・・と落ち込んでました。
これは私が「ベッドよくなったので泊まりに来ましたよ」と言ったら
それに答えての話です。

ねずみーのホテルに泊まるような客層は田舎で畳の上にせんべい布団敷いて
寝てる人ばっかりなんでしょうね。
ベッドの高さに文句を言うなんて。。。ありえな~い。

そしてねずみーホテルではありませんが
ある都内の新し目ホテルでは客室階に行くのにカードキーを差し込まないと
客室ボタンを押せないシステムのエレベーターが不評で
そのロックを解除したと言ってるホテルもありました。。。
でもそのホテル見学者でロビーがわらわらしてるんですよ、

絶対にあたしにセキュリティの事を指摘されると思ったのか(笑)
先回りして申し訳ありませんと責任者があやまってましたが、
それ以来二度と泊まりに行ってません。

そういうことは迎合しないで客を教育すればいいだけの話なのに。
宿泊してる人間が自ら安全を放棄してどうする?と思うんですが
安全はあって当たり前なので気をつけなくていいとおもってる人たちが
客なんでしょう。
きっと田舎に住んでて夜寝るときもカギを閉めないような
生活でもしてるのかな?

日本には「郷に入っては郷に従え」という素晴らしいことわざがあるのに
なんで順応しようとしないんでしょうかね?
家と違うからけしからん!って感覚を持つ勝手な人たちってやはり
モンスターペアレントの一種なんでしょうか。
SUZU #- 2009-10-28 (Wed) 21:58
昭和40年代であってほしい
香ばしいクチコミの数々、爆笑モンですがだんだん怖くなってきました。
このクチコミの方々ができれば昭和40年代生まれであってほしいですが、まさか20代~40代だったら・・・日本の将来ヤバいですよね!?
自己主張もできず、するべき交渉も出来ず、自分の家(ネット)でネチネチと不満を言うだけなんて怖すぎ~
といいつつ、むちゃくちゃな要望を訴えるだけのモンスターペアレンツを時々見聞する機会がありまして、この手の人は一定の割合でいるんでしょうね。がっくり。。。

>ホテルでトイレとお風呂が一緒でした!けしからん!
というクチコミは浦安ネズミーのパートナーホテルのクチコミでは多いなーとおもってたんです。

自分の尺度と自分の事情に合わせてくれないのはサービスが悪い!と腹を立てる(しかも直接文句を言わない)なんて見苦しい~
つぼ #pZDv/sZ. 2009-10-28 (Wed) 21:12
大爆笑しました
ほんとに昭和40年代の農協ツアーみたいですよね。
村瀬千文という違った意味で有名なホテルジャーナリストの方がいらっしゃいますが、最初の本では「海外ではクレームはその場で解決しないとダメよ」という当たり前なこと書いてありまして、こういう最初の一歩を書いてあげないと、農協ツアーな人たちは減らないんだろうなと思ったもので、この点だけは村瀬千文を評価しております。

私も落ち度が自分にない場合は、その場で交渉をします。
そのまま我慢したら、帰国して負け犬になるだけですものね。
好きこのんで負け犬になる機はございません。
いや……それにしても、ベッドカバーの下の毛布に気づかないって……どうやって一晩を過ごしたんでしょうね?
毛布1枚で寒すぎたらもう1枚(2枚でも3枚でも)もらおうと思わんのか~、どんだけM体質なんだ(笑)。

海外ではありませんが、浦安ネズミーランドのヒルトンのクチコミ(楽天トラベルだったかしら?)も同様なツッコミどころ満載で、たまに酒の肴にしております。
CUBICS #K3pH7h.I 2009-10-28 (Wed) 16:04
それて昭和40年代の話ですか?
SUZU様

はじめまして。ハワイ在住のみーにゃと申します。ひそかにSUZU様のファンでいつも記事楽しませていただいています。

今回も笑わせていただきました。平成てたしかもう20年越えてるんですよね。昭和の時代の口コミかとびっくり仰天しましたよ。

ハワイにも香ばしそうな日本の旅行客の人いっぱいいますよ。基本私は親切な人間ですが、あまりにもの場合は中国人のふりして日本語しゃべれないふりします。

昔、観光客向けのマーケティングの仕事を少し手伝ったときにハワイに対する不平、不満のアンケートとったんですが、

ー街に自動販売機がない!けしからん!!
ーコンビニがないとはけしからん!!

とか不思議な不満が満載でした。

あげくのはてに
ーハワイなのに日本語が通じない人がいた。びっくりだ。けしからん!!にはとどめを刺されました。

とほほですわ。
みーにゃ #Ff4CAi1Q 2009-10-28 (Wed) 15:02
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