結局人生50歩100歩 じゃないかもしれない。

映画 ハッピーフライト で真実が見える、それでも「不実」なANAに乗りたいか?

2008-11-20 Thu 21:00

そういえば、
「FU-JI-TSUなANA」の広告に排除命令
って題でブログ記事を書いたのは8月のことだった。

プレミアムクラスの座席に関する広告で
悪質な「消費者を錯覚させるような」表現をとったとして
公正取引委員会から排除命令を出されちゃったANA。

まさに不誠実を絵に描いたような
ANAの調子に乗った一連の消費者に対する姿勢を
うまくまとめた映画が出来上がったらしいので見てみた。
平日の夕方の回だったが映画館の入りは10人以下
人気無いのね。
中身なんて何も無い映画だし、内容はほとんど
予告編でバレてますんで遠慮なく内容を引用しながら書きますけど。


「ハッピーフライト」
この映画、映画としてひどいというより。
ANAの企業としての姿勢がひどいってことが
顕著に現れた作品だといえると思う。
ANAが全面協力し、脚本にも関わったと
前宣伝でがなりたててたが。
この会社がいかに消費者をバカにしてるか
よーくわかりました。


スーパースタイルでもなく、ニュースタイルでもなく
この会社の基本的精神は
『船場吉兆スタイル』とでも命名してあげたほうが
すっきりするかもしれない。


船場吉兆といえば、

賞味期限切れのお菓子の賞味期限表示を改ざんして売ったり
ブロイラーを地鶏と偽ってみたり
ただの牛肉を但馬牛といってみたり
挙句の果てには
客の食べ残しの再提供=食べ残したてんぷらを揚げなおす、
刺身は盛りなおして再提供、残ったわさびはわさび醤油にして
また客に出す。とか
ほんとにハチャメチャ女将がむちゃくちゃなことをやって
廃業した老舗料亭ですけど、

ANAの客に対する態度って前から
「船場吉兆になんとなく似てるなあ」と
おもってたんです、

プレミアムクラスを就航したと言って
実際はあの三国&佐藤浩市父子を使った広告で
大々的に宣伝したシートは4月1日時点で
実際には一機も就航してなかった
あの事件の記事を読んだときに

まさに、消費者を欺くことをなんとも思ってないのは
『船場吉兆スタイル』な経営方針なんだなあと
いう感想を個人的に抱いたわけですけど。


『ハッピーフライト』にちりばめられたエピソードを見て
例えコレが作り話やコメディ映画だとしても
ANAが脚本に全面的に関わったと豪語してるんで
ANAがほんとにお客を大事に思ってたら、
こんなに客を馬鹿にした脚本になってなかったんじゃ?
と思うような話ばかりが続く非常に後味の悪い
映画になっておった。

『船場吉兆スタイル』というのを
図らずも再確認することになっちまったんだな。


まさにこれ「船場吉兆スタイル」だ!
とおもったのはこのエピソード


ファーストクラス担当のCAがデザートを
ダメにしてしまう、
ファーストクラスで出すデザートが無い
大ピンチ!

そこでお菓子作りが得意な
綾瀬はるか扮する新人CAが直前の失敗を挽回するために
機内にあるものでタルトタタンを焼いて
ピンチ脱出!めでたしめでたし。

CAが皆で助け合ってピンチを回避!
おいしそうなタルトタタンが出来上がって
大成功で一件落着。

みたいなシーンがあるんだけど。



ちょっとまて!



あたしそんなんファーストクラスで出されたらいやだ。

これぜんぜんいいエピソードなんかじゃ無いじゃん。
誰か突っ込めよ!
とおもったんだけど
誰も突っ込んでないんで
自分で書く


はっきり言うとだな
そのタルトタタンの材料は

他のクラスの客の【手付かずのフルーツ】(ささやき女将風表現)
なわけだ。


ちゅーか要するに、はっきり言うとだな
他のクラスの客の食べ残しのフルーツや
食べ残しのチョコレートを
機内中かき集めて
それをぶち込んでケーキ焼いたんですよ奥さん!


それをファーストクラスのデザートとして出すなんて
何考えてるんだよ。
食の安全云々と
消費者がやかましい(某大臣風)時代に
よくもまあ、こんな無茶苦茶な脚本でOKしたなと

冗談でもありえないだろ。
どんな衛生観念してんだろか
って思うんだけど。
ANAってファーストの機内食足りなくなったら
エコノミーとかの 手付かず食べ残しの食材を
かき集めて料理して温めなおして
客に提供しちゃうような会社なんだろうか。
ってイメージしちゃう。


映画なんだから細かい事言うなよとか
芸の無い事をいわれそうだけど
論点そこじゃないんで。

要は脚本にも全面的に関わったということは
企業としての姿勢が映画に出てるってことだと
こっちは解釈するってこった。

機内で提供する食事の衛生観念や
安全に対する対応などは
映画だからコメディだからどうでもOKって
思ってるような会社だってことは

答えはもうそこにあるではないか。


「タルトタタン」のエピソードだけではない。
この映画を構成するすべてのエピソードが
ANAの企業体質を白日の元に晒してるといっても
いいと思えるほどひどかった。

一番ひどいエピソードはコレ

「定時運行」を優先するために
「整備を持ち越す」という判断をするところなんか

あたしゃ
はやくキムタク扮するGOOD LUCK!の新海君が出てきて
GOOD LUCK !! DVD-BOXGOOD LUCK !! DVD-BOX
(2003/05/23)
木村拓哉堤真一

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 「100%安全だといえないSHIPで俺は飛べません」  
とか言って欲しくてたまんなくなった。
だってそうだろ
じゃないと現場でホントにがんばってる
社員たちに失礼じゃないか。


(無茶苦茶端折って言うと)この映画
100%安全だといえないSHIPを
「まあ代替システムもあるからそこ壊れたままでも大丈夫かあ~」
と飛ばしてしまい
結局「緊急事態宣言」まで出して
羽田に「エマージェンシーランディング」する

話なんですよ。

ありえん。

ふと、おもったのは
この熱血キムタク演じる新海君で思い出したが
ちゃんと日々がんばってる自社の社員たちにも
この話はむっちゃ失礼なんじゃないの?


これでよくわかるのは
なんでANAの離職率が高いのかって事。

こうやってふざけた映画を作ったANAって会社は
自分の会社の社員たちをもバカにしてるって事なんだよね
客だけじゃなく自分の会社の財産でもある社員も冒涜して
なんとも思わない会社なわけだ。

だから就職の人気は高いけど
なるほど離職率もめっちゃ高いわけだ。
なーんてわかり易い会社。
そりゃこんだけ社員を粗末に扱うポリシーの
会社なら、皆すぐやめちゃうよねえ。


つーか衛生観念も、安全運行へのこだわりのも
無いような会社乗りたくありませんね。
だって、ほら映画って言ってもさ
全日空ってイメージだけの会社じゃない?(苦笑)
イメージしかとりえが無い会社が
あんな雑な仕事してますよっていう
映画公開したらさ
そりゃ、もうそういうイメージでしか
見れませんよ。


shio


まさかこの塩もANAったら
つかいまわしてんのかね?


 
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