結局人生50歩100歩 じゃないかもしれない。

なぜ海外でクレジットカード決済時に通貨選択のトラップに引っかかりそうになるのか、分析してみた。

2016-10-01 Sat 02:00











なぜカード決済時の通貨選択トラップに
つい引っかかりそうになるのか考えてみた。

結論から先に言えっていう
厚かましい人を追っ払うために
書いておきます。


結論

「旅慣れるとは
旅先で起こるリスク想定が
的確にできるようになること」

そんなの結論じゃないとか
前のエントリーの時も
文句言ってたバカがいたけど
私のブログがそんな
カウント数増加狙いのために書く
中身空っぽブログと同じわけないじゃないか。

こちとら伊達に15年もブログやってないんだよ。
書きたいことがあるから
ブログ書いてんの。

細々とでも続けてるのは
書きたいことを書くためだけのブログだからだ。
目的意識が違うんだよ。

前のエントリーをクレジットカードの
ことだと思って読んだ人

試験でよくある
「作者の意図を100字でまとめなさい」
って問題に読解力がなくて
正解できないタイプだわね。

クレジットカードのことなんて書くつもり
こちとら毛頭ないんだよ。
テーマは
「考えないバカに課される罰金」をどうクリアするか
だってば。
わかった?

んで今回も
相変わらず私のブログの
学びのあること。
本当自分でも読んでて
ためになるな〜って感心しちゃうので

書いてあることをよく読むことを心がけてて
考えることが好きな人は続きをどうぞ

それ以外の人は読まなくていいです。
いや、読んでくれるな。
わかる人だけわかって読んで
自分の糧にしてくれればいいので

なので難しいこと面倒臭い
楽しいことだけ読みたい
って人はこっち、
食べ物の話でも読んどけばいいよ。

ファーストクラス/ビジネスクラスの機内食をどう攻略するか。=食べたいものを逃さず食べる方法=


分析をもっと読みたい人は
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さて、




今日考える題材は、前回のブログ記事の
スピンオフ?

「なぜクレジットカード決済の時、
通貨選択トラップに一瞬引っかかりそうになるのか
(もしくはひっかかってしまうのか)」

自分が毎回なんかスカッと処理できてない
題材でもあるんで
分析してみる価値はあると思ったのと

やっぱりひっかかってる人が多いんだよね。
今回山のように飛んできたメンションで
知らずにひっかかってた。って人が
結構観測できたってのもある。


まずは前提条件から

人は人である限りエラーをする。

エラーを防ぐには
「次から、今度から気をつける」
という精神論はまったくあてにならんのだ。
24時間365日常に緊張状態で「気をつけてる」なんて
不可能だからだ。

なので今日は

過去の失敗(エラー)をきちんと分析することで
今後引っかからないようにしたい思いから
エラーした、もしくはエラーをしかかった
自分の具体的な経験を例に出して
なんで毎回決済時にこの通貨選択トラップに
ドキッとするのか、
考えてみることにした。

え?
これだけ毎月毎月頻繁に海外に行ってるのに
まだ引っかかりそうになるって
間抜けなんじゃ無い?
ジェットセッター気取りのクセに
っていま思った人。

甘いですね。
この私ですら毎度ドキッとするんで
年に三回しか海外行かないような
旅慣れてない人なんか
赤子の手をひねるが如くだと思うぞ。

だいたい自分は大丈夫って言ってる人ほど
大丈夫じゃないの法則あるじゃないか。
詐欺のターゲットになる「良いカモ」は
「詐欺になんか引っかからないよ」って
無駄に威張ってる人だとよく言うからね。

さて、
この通貨選択トラップは
忘れた頃に突然出現し
旅人を翻弄するタイプのもの。
なぜなら
イベント発生状況がランダムすぎるのだ。

理由はDCC決済サービス端末を導入してる店舗が
あまりにランダムすぎるという単純な話なんだけど。
世界中を行動範囲にすると
普及の法則が見えてこないのよ。

大規模ホテルチェーンならどこでも導入?
「統一されてません。」

ロビーでチェックアウトすると発動するが
エクゼクティブラウンジでチェックアウトすると
発動しないとか
ホテル内端末でもバラバラ。

有名デパートなら?
「店舗により、売り場によりかなりランダムです。」

観光客向けのお土産屋?
「こう言う場所こそと身構えると意外に導入されてない」

空港の免税店
「これこそ本当にランダムすぎて目が回る」




なので、どういうシチュエーションで
クレジットカード決済時の通貨選択トラップが出現し
どんな感じだったのか、いい機会のなので経験をもとに
ここでちゃんと振り返ってみたいと思う。


で、早速
前の記事で書いた
バンコクのレストランでのエピソード
恥を忍んで
あのJPY1がどうやって起こったかを
書きたいと思う。


レストランはちょっとだけ高級なところ。


流れとしてはこうでした。

ディナーが終わり会計を頼む、
店員が請求書を皮製の二つ折り伝票ケースで持参
(この時は伝票に合計額の手書き)
クレジットカードを皮製の伝票ケースに挟んで渡す
カードを会計テーブルに店員が持っていく
サイン用のレシートがペンと共に渡される
(この時、客が受け取る用の領収書は折りたたまれている)
サインする
カードと折りたたまれた領収書を受け取る
会計終了

サイン終了後、念のため領収書を開いてみると
日本円と現地通貨がダブルで表記されたもの
ここで初めて通貨を選択させてもらえてないことに気がつく。

ここまでで店員には一言も通貨を選べと言われてない。

ここで会計をした店員を呼び止め
現地通貨で決済しろよと念を押す

「大丈夫大丈夫、タイバーツだよ」と言われ
サインした紙は頑なに確認させない

ここで不思議なのは
サインする紙の方には
バーツで書いてあったはず、

?不可解
さすがに日本円で書かれてれば分かる
で、一度レシートを確認したので
安心して
サインの紙の方の金額を
再確認することを怠っていた。

この時はレストランの雰囲気にはそぐわないが
(テーブル会計するような店ですから)
店員を追いかけて行って
会計担当が陣取る奥のスペースまで
実は押しかけてるのだよ。


で、店側のコピーを見せろと押し問答した。

ここでも頑なにサインした紙を見せようとせず、
「大丈夫大丈夫」を繰り返していたので、
言葉で
「タイバーツにしろ」と念押しするしかなく

ここのレストランはシステム上の確信犯であると思う。
実際、手元の領収書に書かれている
日本円をレート計算すると
手数料は1割、そう10%くらいのせられてました。

しかし、ここはタイ、
物価が上昇したとはいえ
このような高級店でも超安いレベル
10%のせられてても
痛くもかゆくも無いのは
正直なところなんだが

とはいえ、この悪辣なやり方
後味が悪い。

っていうか、
店の人の反応でちょっと不思議だったのは
こっちが言ってる意味が
(通貨を現地通貨で決済しろ)
があまり理解できてなさそうだったこと
スリランカの雑貨屋で起きたケースと似てる。

もちろん言語の問題もあるだろう
高級とはいえローカルなタイ人店員が
そこまで複雑な英語を介すると
到底思えないし。

もしかしてこのDCC決済システムについては
オーナーは知ってても
雇われの店員がきっちり理解してるか怪しい
という疑念も残った。


上記をサンプルにして



まず通貨選択トラップにひっかかる、
もしくはひっかかりそうになる原因を大まかに三つに分ける

 1:利用者がこの制度への知識がないこと
 2:店員の無知による事前情報非開示/店員の勘違い勧誘
 3:様々な要因による海外での注意力の欠如


航空機事故でハインリッヒの法則という言葉を
使うことがある。
ハインリッヒの法則とは
一件の重大な事故に至るには
300のヒヤリハット
29の軽微な事故があり
これが積み重なった結果
重大な事故につながってしまうというものなんだけど

大げさだけど
この通貨選択トラップに引っかかるのって
先に挙げた三つの要因が絡まりあって
やらかしてしまう気がするのだ。




1:利用者がこの制度への知識がないこと

海外でのクレジットカード利用時、そもそも
通貨選択の儀式が必要な時がある知識がなければ
何が起こってるのかすらわからないのだ。

「大前提の共有がなされていない」

それが何の意味があるのかすらわからなければ
何を選択させられてるのか理解できない。
この状況で適切な選択などできるはずがないのである。

そして、もしこの儀式を知っていたとしても
選択するに値する明確な答えを持ってない場合
検証したり、考えたことすらなかった場合
何となく直感か好きな方で選ぶしかなくなる。

そして人間は見慣れた方を咄嗟に選択肢しがちなので
普段見慣れてる日本円表記を見ると安心しちゃう。
これはバイアスでもある。
海外で色々分かりにくい状況に置かれて数日過ごすと
周りの環境がクリアでない無意識の不安感から、
クリアになってるものを何となく選びたくなるのだ。

特に通貨の単位がシンプルじゃない国
ベトナムドンとかインドネシアルピーだったりしたら
もう単位がぐちゃぐちゃで
つい自分がすぐわかる通貨=日本円を選びたくならない?

私はなる。

人って弱いので易きに流れるし
疲れてればその傾向は強化されてしまう。


2:店員の無知による事前情報非開示/店員の勘違い勧誘

ざっくり言うと
「店員のせい」ね

今回、facebookで4.8万ものいいねが付き
ブログのアクセス数が10万超えた訳ですが
続々と皆様の被害報告が飛んできて
大変興味深く読んだのですが、

「知らなかった!」
の次に多かったのが
「店員に勧められて日本円を選んでしまいました」
という人たちの存在。

これは見過ごすことができない現実だと思った。
なんで店員の言う通りにしてしまうのか?


具体的には迷ってる客に店員が
「日本円がいいとおもうよ」
と誘導するってことなんだけど。

まずは1で書いた通り
「何が起きてるのかわからない」
「通貨選択の儀式のことを知らない」
ということと並行して

日本人は騙されることにあまり耐性がない。
その理由は
サービス業に携わる人は皆真面目であるという
前提で接してしまうから。
客に損をさせるような選択を勧めるわけがないとか
店員の言うことは合ってるだろうと
つい思っちゃうのである。

そして、
DCC決済サービス導入を勧誘する各社の文言を
見てみると実に面白いことがわかる。

日本語で見られるカードリーダー導入促進の勧誘は
流行りの訪日外国人取り込みを謳い
完全にインバウンド向けなのであるが
そこを日本人旅行者と置き換えてみると
いろいろわかるのだが

ざっくり言うと
「店舗が導入すると店も旅行者も便利です」
と言って勧誘してるのである。

端末を普及させたい勧誘側がこういう書き方しちゃったら
旅行者のために導入した親切なサービス
という認識でオペレーションしちゃうだろうな
ってこと
火を見るより明らかだ。

店員自身が「お客様のため」と思って
自信満々に勧めてくるものを
トラップだと見破れる人は多くはないのだ。
そこには好意しかないからね。



そして、最大の罠は店員の無知。
店員が通貨選択肢があることをちゃんと提示しない場合
店側が説明責任を果たさないという罠である。

これは店員が自分の店のカード決済端末に
DCC機能がついてるなんて
夢にも思ってないって場合もあるし、
外国人が頻繁に来ないような店なら海外発行の
クレジットカードを使用するような客に
今まで遭遇しなかったというケースもありうる

レジにいるのがベテランではなく
店主でもなく
昨日今日雇われてスキルのないバイト
ただの店番なんてこと普通にあるよね。

海外の場合バイト従業員を手厚い訓練して
現場に出すなんてことはやらないであろうことから
決済端末の機能を知らんということは
往々にしてありうる。

実際スリランカの雑貨屋では
円建て決済にされてるのを
踵を返して店に戻り、日本円じゃなくて
現地通貨!と叫んだ際に
きょとんとされましたからね。

絵に描いたような店員のきょとん顔を
私はスリランカで見たわけですが。
人って本当にこういう顔するんだって
やたら感心したんだけど。

要は店員は何を言われてるのか理解してなかった。
自分が出したレシートで選ばないといけない
項目があることにすら気づいてなかったのだ。

レジにある
「店側のコピー」レシートを
カウンター越しに奪い取って
グリグリとスリランカルピーに
ボールペンで丸をつけたわけだけど
この時はアナログなボールペンぐるぐるで
助かったんだよね。


三つ目
旅特有のノイズの多さ

旅先ではいつも難なくできてることが
難しくなるという現象。


今回飛んできたメンションで
「そんなの間違わない」
「現地通貨選択するに決まってんだろ」
って偉そうに言ってた人が結構いたんだけど
この人たちにエラーマネジメント講座を
受けていただきたい衝動にかられました。

んな根拠のない自信持ってると
そのうち大失敗すんぞ、というのが
私の正直な気持ちです。

この方々は「旅先である」というノイズが
どれほど人の判断能力に影響するか
わかってない程度でしか旅をしてない
「旅慣れてない人」なのであろう。

旅慣れってちょっと勘違いされてて
慣れると雑になる方向だと思ってる人
多いけど、

わかってると言って下調べを端折ったり
ホテルを取らないまま出発したり
現地で買えばいいと行って持ち物を少なくしたりすることでは
ありません。

旅に対するリスクがきちっと的確に想定できるようになる
ってことなのだ。


旅先ではいつ普通に出来てることが
出来にくくなる、
自分の実力の3割減くらいになっちゃう現象。

これは
単純に処理しないといけないことが膨大なのに
外的なノイズが増えるため
なかなかうまくいかない状況
というと分かり易かしら?

なんでか、というと
そもそも慣れない土地で普段の注意力リソースを
存分に割けない状態になるうえ、

予期しないイレギュラーが発生し
時間に焦ったりするランダムイベントが出現したり、

言語的なハンディも課せられます。

英語ならわかるし読めるからまだいいですが、
それだって母国語と同じ理解力とは言えず
フィルターを通した状態でしょ?
普段瞬時に把握できることでも
立ち止まらないと難しいことは多い。

そこに英語だけでなく多言語がからみますし、
母国語を英語としない人が使う英語は
英語とは言えない場合も多く、
みんなが皆わかりやすいことばを
「滑舌よく、訛りなく、はっきりとゆっくり」
英語の教材のように丁寧&親切に話してくれるわけではない。

一言で言えば旅の状況って
ノイズが多すぎるのである。

そして「旅が嬉しくて浮かれてる」という要素も加わる。

その他、飲食店などでは
酒が入って旅先で良い気分になってるとか。

こうなると
普段持てる注意力は落ちるのは当然で、
日頃から完璧な確認を心がけていても
やはり隙はあったりするのよね。

エラーをしないことに全力を注ぐ為に
酒も飲まずに会計に備えるなんてこと
誰もしないでしょ。

何の為に旅行してるのか
わからなくなっちゃう。



いやね、
これ上記の三つの要因が合わさったとしても
模範解答、優等生解答なら

「俺様は絶対に間違え無いぞ」

人のせいにしないで自分がちゃんとサインする前に
レシートを隅から隅まで読めば
一言一句満遍なくチェックすれば良い


ってのは正論なんだけどね。

正論だけで生きられるほど
人間ってシンプルじゃないでしょ。


人って必ずエラーする生き物なのよね。
で、なんでエラーするかっていうと
「人は二つのことを同時に処理できないから」

注意力は一方向にしか向かないのだよ。
そうじゃなくても旅ってマルチタスクで
注意を多方向に払っていないといかん状況。

会計の時通貨選択だけ気をつけてればいい
ってわけじゃ無いでしょ。

海外だし置き引きがいるかもしれないから
会計の時財布を出すために
いま手に持ってる荷物どうする?

人前で財布を出していい治安?

で、この通貨の金額だと日本円に直すと
どれくらいだろ?
と電卓を叩く。

合計金額はあってる?
あ?計算間違えてない?
ん?こんなの買ってない
商品の個数と値段の個数違わない?
あれ?

もうね会計の時に自分の注意力リソースは
限界いっぱいまで喰われてるわけですよ。

挙句、空気読まない同行者が
この段階で
これも欲しいとか言って
今更タイミングでの追加買い

そこに
クレジットカードを出して
一安心、
あとサインするだけ。って場面で
畳み掛けるように通貨選択の儀式が来たら
店員さん英語できないから
現地語でなんか言ってる。


私、それスルーしちゃう自信ある。

「俺様くらい旅慣れてると間違わないぜ」

とか言えない。




ということで
こうやって分析を書いてみて
自分のリスクの想定が出来ましたので
次回からはカード決済の際に
いちいちドキッとしないように
したいと思うけど、
最近アメックスしか使わないのよね〜。


さてここまで読んで
賢いみなさんは気がつきましたよね。

今回もクレジットカードの支払いを
サンプルにしただけで
内容はクレジットカードの
決済の話ではなかったことを。



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