結局人生50歩100歩 じゃないかもしれない。

バブル世代が作ったアラフォー感はその下のロスジェネ世代には通用しない。ー 篠原涼子の「オトナ女子」はどこで間違ったのか ー

2015-10-17 Sat 13:00
篠原涼子の「オトナ女子」というドラマが
番宣打ちまくりの、煽りまくりだった割に
初回の視聴率一桁だったらしい。
当たり前だわな。

今や録画層もいるから
視聴率なんて意味はないと言われつつ
しかし、初回の視聴率がちゃんと取れないと
後から視聴者が付いてこないという
かなりシビアな状態になってる視聴率。

面白くないとレッテルを貼られたら
見ないうちから脱落組が出るのが
今の視聴率の作用だからな。

ズバリこの篠原涼子ドラマの失敗の原因は
アラフィフ感覚のドラマを
アラフォー設定でやっちまったところなんだよね。
作ってる人たちがアラフォー意識が抜けきらない
歳だけアラフィフの人たちなんだろうか。

真面目な話をすると
この手のドラマの設定は
バブル世代の年齢と合わせないときついと思う
バブル世代がアラフォーを卒業して
アラフィフになった今、
次のアラフォーを担うのはどんな人たちなのか
よく考えずに起こった失敗だと思う。

2015年に40歳って言うとバブル崩壊後の
ロストジェネレーションと呼ばれる世代だ。
この世代貧乏くじを引いた世代というか
就職氷河期の苦渋を舐め、
景気衰退往復ビンタで立ち上がることも出来ず
ひっそりと地味に消費せずに過ごした
非常に運のない世代なのである。

そこに伝説のバブル期に放映された27年前のドラマ
【抱きしめたい】(1988年7月放送 W浅野主演、
石田純一がブレークしたドラマでもある)
のオマージュかなんか知らんが
やたら主人公に不自然なくらい長い髪をかき上げる
演出を加え
(当時はドラマ内だけでなく
一般人がみーんなワンレンで
ボディコン着て、
髪をかきあげてたんですね)

トドメは
「悪かったわね三十で」
という当時主演の浅野温子に言わせてたセリフを
篠原涼子に「悪かったわね四十で」と言わせるとか

もう何もかも間違ってる!っていう。

「作ったやつ誰だよ、責任者出てこい」
みたいなレベルの仕上がりで
こんなダメなドラマを平気で世に出す鈍感さは
きっとフジテレビ!とおもって
よく見たらフほんとにジテレビだったので笑った。

いまやフジテレビというのは
そういう失敗をやらかすテレビ局だという
認識になってるのだ。

そういやバブルの頃のイケイケテレビ局といえば
フジテレビで、本当に一番イケてる風テレビ局
だったんだよね。
河野景子、有賀さつき、八木亜希子が
アナウンサーのタレント化の走りで、
「女子アナ花の三人娘」と言われたり
とにかくハチャメチャなことやって
あの時代の栄華を極めてた訳だけど。

栄枯盛衰

その後の落ち込みぶりはすさまじく、
2015年現在、何をやってもダメ、視聴率取れない
内容は悪いと、一番イケてないテレビ局に成り下がった
残念テレビ局なフジテレビ。

歴史を紐解くと
アラフォーという言葉を世に定着させたのは
確か2008年
【Around40 〜注文の多いオンナたち〜】(TBS)
だったはず。
これもう7年も前のドラマなのか。

主演は天海祐希、友達役は松下由樹と大塚寧々
この方々こそがドンピシャバブル世代ですね。

実際バブル世代は実年齢より気持ちが若い。
昔の四十代って相当な中年おばさんだったけど、
バブル世代がアラフォーになったら
おばさんというのが憚られるような感じに
世の中の空気ががらっと変わった。

美魔女だの何だのと言い出して
平気で干支一回りくらいサバが読めそうな
種別の人が増えてきた。

ロールモデルのないバブル世代が
中年という呼称を駆逐し
新たな世代観「アラフォー呼称」を
定着させたと言ってもいい。

第二次ベビーブームでもあるこの世代の
数は力ってのは侮れない現実だ。

ここ何年か「干支一回り差イメージ」説を
基準にしてるんだが

浅野温子が27年前に
「悪かったわね30で」って結婚できないことを
自虐するセリフとしてドラマで言ってたけど
四半世紀すぎて篠原涼子が
「悪かったわね40で」と言ってるところを見ると
干支一回り差説は的を外してないと思うわ。


例えば今年で44歳になる藤原紀香の振る舞いをみると
まるで昔の32歳な感じだし
(32歳に見えるという意味ではないよ、振る舞いが
昔の32歳って意味)

芸能人を見るとよくわかるが
昔のハタチってのはアイドルでも凄く大人びていた。
山口百恵からはじまって中森明菜とかがハタチの時を
動画などで見てみるとびっくりするくらい大人っぽい。
皆18歳くらいから大人っぽく見られたくて
背伸びしていたような気がする。

それに比べるといまのハタチは幼い。
アイドルという括りでみても
幼さの需要という特殊なものが日本に存在するから
仕方ないのか知らんが
AKBの子達をみてもまゆゆや指原が
当時の中森明菜とか工藤静香などと
同じ年として考えると、
干支一回り差説はまんざらでもない。とおもう。

と考えるといまの40って昔のアラサーなんだよね。
これが「オトナ女子」の失敗の原因ではないだろうか
干支一回り差説を当てはめて
28歳設定の篠原涼子が結婚できないとドタバタしてる
ようなドラマを見たいひとがいるのか?
共感を生まないだろう。

ここは49歳位の女優が、
昔の37歳くらいの意識で生きてて
キャリアも順調、
おしゃれな会社で、収入もある。
ファッションにも手を抜かない。
でも職場の若い子とはちょっと距離があり
彼氏は結婚には遠い年下のヒモ的な〜
そして結婚できない傷を舐め合う同級生3人で
酒飲みながらドタバタする話にすればよかったのだ。

え、それどっかで見たことがある。
あれだ、
キョンキョンの
「最後から二番目の恋」だよ。


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